総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)<品目分類>各年の都道府県庁所在市別支出金額及び購入数量」の第6表「調理食品」シートから、対象期間2006年〜2024年・52都市分の『調理パン』年間支出額を年次系列で収録しています。値の単位は円(1世帯あたり年間支出)です。集計値(全国、都市階級、地方)は除外しています。サンドイッチなど、パンに調理食品を挟んだ主食的調理食品が対象です。
ランキングの見方
本ランキングは1世帯あたりの「調理パン」年間支出額(円)を都道府県庁所在市・政令指定都市別に並べたものです。サンドイッチ・総菜パン・カレーパン等の調理済みパンが対象で、食パン・菓子パンは別品目として扱われます。世帯ごとの支出傾向を見るためのデータであり、商品の品質や価格の優劣を示すものではありません。
Chart ready. Press play to start.
チャートの操作方法
「再生 / 一時停止」で年次アニメーションを開始・停止、年スライダーで任意の年へ移動、速度セレクタ(0.5×/1×/2×)で再生速度を変更できます。各年は上位12件を表示し、収録データは最新年の上位52件です。
最新年の上位
2024年の1位は川崎市(9866円)、2位は東京都区部(9829円)、3位はさいたま市(9780円)でした。最新年の最高値(9866円)と最低値(5129円)には差があり、都市ごとの家庭支出・購入傾向に地域差が見られます。家計調査の値だけで購入理由や商品選好の全体像までは判定できません。
データの注意点
本データは家計調査の二人以上の世帯を対象とした標本調査の年次値です。単身世帯や事業所での購入は含まず、調査対象世帯の規模・年齢構成によるバイアスがあります。年ごとの値は標本変動や表章変更の影響を受けるため、長期傾向を見る際は単年の順位変動だけで判断しないでください。食パンや菓子パン、外食での購入は別品目として扱われる場合があります。
関連アイテムを選ぶときのポイント
調理パンは賞味期限が短いため店頭購入が中心ですが、長期保存が可能なロングライフパンは備蓄・非常食・出張持参に使いやすい種類です。総菜パン系、スティックパン系、詰め合わせなど、食べる場面で選び分けるのが一般的です。
あわせて、食品・日用品の購入傾向を比較する場合は、スナック菓子支出額が多い都市ランキングやコーヒー支出額が多い都市ランキングも参考になります。
データから読み取れる傾向
最新年の上位は川崎市(9,866円)・東京都区部・さいたま市・千葉市と首都圏が独占する。調理パン(サンドイッチ等)は、長い通勤時間と『買って済ませる』中食文化の組み合わせで都市部の支出が大きい。最下位は福岡市・長崎市。
編集部としては、調理パンは『朝の駅』の食文化を映す品目だと考えている。通勤途中に買って食べる生活様式が、首都圏の高い支出を生む。米やご飯ものが強い地方とは対照的で、暮らしのリズムの違いがそのまま数字に出る。
雑学クイズ
あんパン・ジャムパンなど、日本で独自に発達した菓子パンの先駆けは?
あんパン。明治時代に木村屋が考案し、和洋折衷のパン文化の出発点となった。(出典)
調理パンの代表で、2枚のパンに具を挟んだものを何という?
サンドイッチ。18世紀英国のサンドイッチ伯爵にちなむとされる。(出典)
日本のパン消費で、食パンと並ぶもう一つの大きなカテゴリは?
菓子パン・総菜パン。日本独自の多彩な調理パン文化を形成している。(出典)
あわせて読みたい
- パスタ支出額が多い都市ランキング — 同じ小麦食・首都圏型。
- ハム支出額が多い都市ランキング — 洋風の朝食を構成する相方。
- 家計調査で見る地域の食文化 — 都市別の食データを横断する読み物。
出典: 総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)<品目分類>各年の都道府県庁所在市別支出金額及び購入数量」第6表「調理食品」シート、政府標準利用規約 2.0(CC BY 4.0 互換)。アクセス日: 2026-05-14。Ranking Atlasが出典データを加工して作成。