総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」(二人以上の世帯・地域編第47表)より、品目『ルームエアコン』の普及率(%)を都道府県別に並べた47都道府県のランキングです。普及率は調査対象世帯のうち当該耐久消費財を保有している世帯の割合で、データ時点は2014-12-31です。最新版の調査結果は別途公開されているため、出典先で更新版を確認してください。
ランキングの見方
本ランキングは、調査対象の二人以上の世帯のうち「ルームエアコン」を保有している世帯の割合(%)を都道府県別に並べたものです。値は2014年時点のスナップショットで、購入予定や買替時期の指標ではなく、保有率の地域差を示します。世帯属性や住環境(持ち家率・気候帯)の影響を強く受ける指標です。
| Rank | Country / Region | Value (%) |
|---|---|---|
| 1 | 和歌山県 | 98.2% |
| 2 | 三重県 | 98.0% |
| 3 | 香川県 | 98.0% |
| 4 | 福井県 | 97.8% |
| 5 | 京都府 | 97.7% |
| 6 | 大阪府 | 97.7% |
| 7 | 佐賀県 | 97.7% |
| 8 | 徳島県 | 97.3% |
| 9 | 愛知県 | 97.2% |
| 10 | 奈良県 | 96.9% |
| 11 | 兵庫県 | 96.8% |
| 12 | 愛媛県 | 96.6% |
| 13 | 埼玉県 | 96.4% |
| 14 | 滋賀県 | 96.4% |
| 15 | 熊本県 | 96.3% |
| 16 | 石川県 | 96.0% |
| 17 | 広島県 | 95.9% |
| 18 | 長崎県 | 95.8% |
| 19 | 福岡県 | 95.5% |
| 20 | 岡山県 | 95.4% |
| 21 | 千葉県 | 95.1% |
| 22 | 鹿児島県 | 95.0% |
| 23 | 茨城県 | 94.9% |
| 24 | 神奈川県 | 94.8% |
| 25 | 富山県 | 94.8% |
| 26 | 大分県 | 94.6% |
| 27 | 山口県 | 94.1% |
| 28 | 島根県 | 94.0% |
| 29 | 新潟県 | 93.9% |
| 30 | 栃木県 | 93.7% |
| 31 | 静岡県 | 93.5% |
| 32 | 東京都 | 93.0% |
| 33 | 岐阜県 | 92.5% |
| 34 | 宮崎県 | 92.4% |
| 35 | 鳥取県 | 91.5% |
| 36 | 高知県 | 90.8% |
| 37 | 群馬県 | 90.3% |
| 38 | 沖縄県 | 88.9% |
| 39 | 山形県 | 84.0% |
| 40 | 山梨県 | 80.8% |
| 41 | 秋田県 | 78.9% |
| 42 | 宮城県 | 75.0% |
| 43 | 福島県 | 75.0% |
| 44 | 長野県 | 64.1% |
| 45 | 岩手県 | 61.2% |
| 46 | 青森県 | 56.4% |
| 47 | 北海道 | 26.6% |
上位の傾向
1位は和歌山県(98.2%)、2位は三重県(98%)、3位は香川県(98%)でした。最高(98.2%)と最低(26.6%)の差は気候帯と住環境の地域差を反映しています。和歌山県・三重県・香川県が上位を占めるのは、夏季の高温・湿度や住宅の気密性向上が背景にある可能性があります。
データの注意点
本データは2014年実施の全国消費実態調査の結果で、二人以上の世帯を対象とした標本調査です。単身世帯や直近の調査結果(2019年以降)は含まれません。普及率は累積保有世帯ベースで、新規購入需要を直接示すものではありません。気候・住宅様式・所得水準など複数の要因が影響します。
関連アイテムを選ぶときのポイント
ルームエアコンは部屋の畳数(適用畳数)、省エネ性能(APF・通年エネルギー消費効率)、設置工事の費用で選び方が変わります。猛暑日の冷房性能、冬季の暖房性能、清掃のしやすさも長期使用で重要なポイントです。
このランキングについて
本ランキングは、総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」(二人以上の世帯)に基づく、ルームエアコンの都道府県別普及率(%)です。2014年時点のスナップショットであり、時系列ではありません。同調査は2019年に「全国家計構造調査」へ再編されたため、ここでは品目別・都道府県別の普及率が揃う2014年版を採用しています。現在の普及状況とは異なる可能性がある点に留意してください。
データから読み取れる傾向
上位は和歌山(98.2%)・三重(98.0%)・香川(98.0%)と西日本の温暖な県がほぼ100%に達する一方、最下位の北海道は26.6%。**71.6ポイント**という差は、本サイトで扱う都道府県統計の中でも最大級の地域差で、夏の暑さという気候条件が家電の保有を直接決めることを示す教科書的な例だ。下から2番目の青森(56.4%)、岩手(61.2%)と、北に行くほど普及率が下がる、ほぼ「緯度のランキング」になっている。
ただしこれは2014年時点の姿であることに注意したい。その後の記録的な猛暑の頻発で、北海道でもエアコン設置は急速に進んだとされる。編集部としては、このランキングは「気候が変われば家電の常識も変わる」ことを測る基準点(ベースライン)として読むのが面白いと考えている。年平均気温や日照時間のランキングと並べると、気候と暮らしの結びつきが立体的に見える。
雑学クイズ
世界初の近代的な空調システムを発明したのは誰?
ウィリス・キャリア(米国)。1902年、印刷工場の湿度管理のために発明した。社名のキャリアは現在も空調大手として残る。(出典)
「エアコン」は何の略?「クーラー」との違いは?
エアコンディショナー(空気調和機)の略。冷房専用機を指す和製の呼び名「クーラー」に対し、エアコンは冷房・暖房・除湿などを備える。(出典)
気象庁の定義で「猛暑日」とは最高気温が何度以上の日?
35℃以上。30℃以上は「真夏日」、25℃以上は「夏日」と区別される。(出典)
あわせて読みたい
- 都道府県別年平均気温の推移 — 普及率の背後にある気候条件。
- 都道府県別日照時間の推移 — 気候の地域差をもう一面から。
- 冷蔵庫普及率ランキング — 対照的に差がほぼ消えた家電。
出典: 総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」二人以上の世帯 地域編第47表(statsDataId: 0003108769)、政府標準利用規約 2.0(CC BY 4.0 互換)。アクセス日: 2026-05-07。